板金塗装

B to C塗装

自分好みの色に塗り替えたい、製品は作ったけど塗装だけ頼みたい
頼みたいけどどこに頼んでいいかわからない

そんな時に是非当社までお問い合わせください。塗装のプロがお手伝いします!

板金塗装と聞いて何をイメージしますか?

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仕事のことを聞かれ、板金塗装と言うとよく言われるのが「車の?」と聞かれることが多いです。
また、そう聞かれることが多いので「塗装やってます」というと「雨の日とか大変だね。」と建築の塗装屋さんのことを言われることも多いです。
弊社で行っている塗装は工業板金塗装、よくイメージされる塗装「じゃない方」になります。
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このようなものを作り塗装している会社です。
電子レンジなどの家電やブレーカーの配電盤、ブックエンドなど意外と身近なところにあるものも多いです。
弊社での塗装は、主に焼付塗装になります。乾燥炉を使い、製品に熱を加えて化学反応をおこし硬化させます。
熱をかけられない製品には、ウレタン塗料などの硬化剤を入れる自然乾燥の塗料を使います。

塗料について

さまざまな塗料がありますがここでは弊社が使用している塗料のご紹介をします。
メラミン塗料・アクリル塗料
  • どちらもメインで使用している焼付型の塗料です。熱重合乾燥の塗料で、設定温度に加熱することにより樹脂の反応が起こり硬化します。
  • 塗膜性能も優れており、完全乾燥すればシンナーで拭いても塗膜は溶解しません。
  • 色・艶も自由に注文でき、メラミンは主に屋内用、アクリルは主に屋外用で使用しています。
  • アクリル塗料の方が性能が良い分少し高くなります。
レタン塗料(2液重合乾燥)
  • 熱のかけられない製品(樹脂等)や、耐候性の必要な製品に使用している塗料です。
  • 主剤と硬化剤を混ぜることで、樹脂の反応が起こり塗膜を形成します。性能も高く、車の外装などにも使われています。
  • 製品スペックが落ちてしまうため艶消しの塗料はない。
ラッカー塗料
  • ホームセンターなどでもよく目にするので、一番なじみのある塗料だと思います。
  • ラッカー塗料は揮発乾燥型で、塗料の中に入っている溶剤が蒸発して塗膜になります。
  • 簡単に言うと乾いているだけの状態ですので、シンナーなどで拭くと簡単に溶けてしまいます。
  • 価格が安いのでただ塗れてればいい製品にはいいと思います。
粉体塗料
  • 有機溶剤を使用していないので環境にやさしく、身体にも害がない。
  • 塗料自体が粉になっていて、静電気を利用して被塗物に付着させ高温(200度)で強制乾燥させます。
  • 静電塗装なので、電気を通さないものは塗ることができません。
  • 少量で生産することが難しく少量品には向いてない。

〇 塗料の選定


塗りたい色を指定するときは、以下の5つが重要になります

1.屋外用または屋内用
屋外と屋内どちらで使用するか?
屋外でも直射日光が当たるか、海の近くで塩害があるかなど、使用する環境によって塗料を選びます。

2.素材の材質
鉄、非鉄金属、プラスチックなど材質によって塗料が変わります。

3.色
日本塗料工業会またはDICなどが出している色見本帳から選ぶか、お客様の指定する色を調色するかになります。

4.艶
大きく分けて、0分艶(艶なし)、3分艶、半艶、7部艶、10分(艶あり)
艶によって製品の質感が変わります。

5.肌
平、レザー、サテン、ハンマートーン
肌によって製品の質感が変わります。

塗装作業の流れ

下処理下塗り仕上げ処理仕上げ梱包

大まかに言うとこのような工程で塗装をしていきます。

下処理

下処理では脱脂、ペーパー処理、パテなどを行います。脱脂で油分をしっかりと取り除き、ペーパー処理で錆を完全に除去し、細かい傷をつけ塗装が密着しやすいようにします。深い傷にはパテをして表面を平らにし整えます。

下塗り

密着、防錆のためにプライマーと呼ばれる塗料を塗り下地を作ります。細かな傷を消したり塗膜を厚くするために中塗りを入れることもあります。

仕上げ前処理から仕上げ

仕上げ処理は仕上げ前の準備になります。細かいペーパーをあて、下塗りでついたゴミをとったり表面の凸凹を平らにしていきます。また、下塗り・中塗りとの密着性をあげる意味もあります。綺麗に仕上げるために丁寧に行います。 仕上げ処理をしたものを塗装し、検査を行い梱包という流れになります。

◎このように塗装はただ塗るだけではありません。特に下処理・下塗りがしっかりしてなければ後々塗装がはがれたり、錆が浮き出てきたりする原因になります。