板金

B to C板金

身の回りには金属でできている部品・製品がたくさんあります。
そして最近ではDIYの流行でホームセンターなどでもたくさんの金属部品が売られていますが、デザイン性がよくなかったり、望んでる寸法とちょっと違っていたりすることがあると思います。

またアイデアがあって作りたいけどどこに頼んでいいかわからない
そんな時に是非当社までお問い合わせください。板金加工のプロがお手伝いします。

板金製品を作るときに考えなければならないことは主に4つあります。

材料価格
強度
錆(耐候性)
重量
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皆さんがご存じのように鉄は錆びます。ステンレス・アルミは錆びにくいです。しかしステンレスは高価です。
そこで私たちはお客様の意見を聞いて一番いい材料そして加工方法を提案します。

板金加工とは

『板金加工』って聞くと皆様は車、建築板金を思い出す方がほとんどじゃないでしょうか?弊社が得意とする板金は主に工業製品を作るための板金加工です。

例えば、身近なところでは電化製品、オフィス家具、厨房設備などがあります。その中でも数が多いものは金型を製作し型で抜く『プレス板金』になります。

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弊社では金型までは必要としない少数のものを製作しています。具体的な数量で言いますとよく言われるのが10000個/年がプレス板金と弊社が営んでいる板金加工の境になります。もう少しわかりやすく説明します。
例:品物A 10,000個 製作
  • 板金加工の場合:
    @100円x10000個=1,000,000円
  • プレス加工の場合:
    初期投資金型費用900,000円
    加工単価@10円x10000個=100,000円
    合 計 1,000,000円
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このようにかなり大雑把な例ですが、10,000個が境でプレス板金の方が安くなっていきます。よって将来すごく売れそうだなと思う製品に関しては金型を作ってしまったほうが初期投資は高額ですがある境からは利益率がグッと上がります。
それでは寿産業がしている板金加工ってどんな板金加工なのかと言いますと金属板または鋼材(パイプなど)を使用して、切ったり曲げたり溶接したりして製品を作ります。

〇 板金加工工程

1.プログラム(CAD/CAM)

右図のように立体形状のものを展開してレーザマシンまたはパンチングマシンで切断するプログラムを作成します。

2.レーザーマシン加工、パンチングマシン加工

プログラムしたデータをダウンロードして金属板(鉄、ステンレス、アルミなど)から展開した部品を切り出します。

3.前加工

レーザーマシンまたはパンチングマシンで切断した部品を怪我をしないように バリを取ったり、ネジ山を切ったりします。

4.曲げ加工

ベンディングマシンで平面状の材料をいろいろな形に曲げます。

5.溶接

金属どうしを溶かしてくっつけます。

6.検査

ノギス・メジャーで寸法を測り検査します。

板金材料について

一般的な板金材料の素材形状
一般的な板金素材
  • 鉄(SPCC)
  • ステンレス(SUS304)
  • アルミ(A5052)
  • 真鍮(C2801)
  • 銅(C1100)
  • チタン(60種)
材料の価格比較同じ板厚、大きさで比較

例:縦300mmx横300mmx厚さ1mm 板

素材価格
鉄(SS400)160円
ステンレス(SUS304)660円
アルミ(A5052)440円
真鍮(C2801)840円
銅(C1100)1,150円
チタン(60種)4,020円
材料の重量比較同じ板厚、大きさで比較

例:縦300mmx横300mmx厚さ1mm 板

素材重さ比重
鉄(SS400)約700g約7.8
ステンレス(SUS304)約716g約7.9
アルミ(A5052)約240g約2.7
真鍮(C2801)約756g約8.4
銅(C1100)約765約8.5
チタン(60種)約405g約4.5
※各材料の中でも種類がたくさんあります。上記の値は弊社がよく使用する種類で算出しています。
材料の強度比較引っ張り強度で比較

例:縦300mmx横300mmx厚さ1mm 板

素材T/Mpa
鉄(SS400)450
ステンレス(SUS304)520
アルミ(A5052)345
真鍮(C2801)330
銅(C1100)195
チタン(60種)980
※各材料の中でも種類がたくさんあります。上記の値は弊社がよく使用する種類で算出しています。